MR転職について
MRの転職情報は最近ネット上でよく見かけるようになりました。MRは医薬情報担当者のことでMedical Representativeの略です。この言葉が示すとおり、医師と製薬会社のパイプ役として自社製品の安全性などに関する詳細な情報の提供、臨床情報の収集と自社へのフィードバックを行う重要な役割を担っています。優秀なMRの確保が製薬会社の発展には必要不可欠であるため、外資系製薬会社をはじめ、中途採用に力を入れている国内製薬会社が増えているわけです。
MRに期待される仕事は単に情報の提供、収集、伝達だけではありません。医薬品と医師をつなぐパイプラインとしての重要な役割を担っています。誤った情報の提供や、あやふやな説明では間違った医薬品の投与を引き起こす可能性も出てきますから、ある意味人命に関わる重要な仕事であるとも言えます。知識、能力だけではなく、人としての厳しい倫理観が要求されるのはこのためです。
専門性が要求されるMRだけに、最低限の知識や資質を有するかどうかを客観的に判断することが必要であると考えられるようになりました。この動きを受け、1997年に(財)医薬情報担当者教育センターが発足し、その年の12月に第1回のMR認定試験が実施されて、以降、計13回の試験が実施されています。有資格者であれば一定の資質を持っている者であると判断できるため、採用時にMR認定証を重視する製薬会社も増えています。
MRは専門性が高いために必然と給与水準が高くなります。また、有能なMRを確保するために福利厚生などを充実させている企業も多く、転職希望者の多い職種であると言えるでしょう。本来即戦力を求める企業が多いので、MR経験者の転職が圧倒的に多いのが現状ですが、最近では未経験者を採用し、社内で教育する企業もあるため、転職人気が更に高まっています。MR未経験者でこの道への転職を考えている人にとっては朗報かもしれないですね。
