モッコウバラについて
バラというと真っ先に思い浮かべる真紅のそれとは違い、白や黄色の可憐な花を咲かせるモッコウバラ。日本の家屋にもよく合う姿と、育てやすさで人気となっています。あまりにも身近なため、モッコウバラだと意識せず普段から目にしている花がそうだった、なんてこともあるはずです。
モッコウバラの原産は中国。江戸時代に日本に伝わってきた当初は漢名「木香花」をそのまま使っていましたが、現在は漢字で書くと「木香茨」となっています。木が香る茨、と書くにも関わらず、モッコウバラにはとげがありません。とげのないことが人気の大きな要因となっています。
白い花のモッコウバラはほんのりと甘い香り。黄色いモッコウバラは一般に無臭だと言われていますが、そんなことはありません。キモッコウはかすかに、しかし力強く、すがすがしい香りがするのです。この控えめだけれど芯の強いさまは、日本女性を思わせます。
皇族の徽章であるお印は、調度品や持ち物に記されるトレードマークのような役割だけではなく、その人の象徴のようにも使われます。実はお印は皇后陛下の白樺や眞子様のモッコウバラなど植物ばかりではありません。天皇陛下のお印「榮」は文字そのものだそうですよ。
更新日:2010/3/13 0:1:53
